Akihito Ikeda

鎖野郎、WIRED vol.42

posts/2021-10-11diary

久しぶりに鎖野郎で最近のブロックチェーン動向について色々喋った。たくさん出てきているプロダクトとか、NFTとか、インターオペラビリティまわりのこととか、L2技術とか、Ethereum2.0そのもののこととか、もっとキャッチアップしていきたいという話になった。機運が高まってる。こういう話をしてる時が一番たのしい。

NFT使ったなにか小さいユースケースやゲームを自分でも開発したくてアイデアを模索してるけどなかなかこれというものが浮かばない。大したアイデアじゃなくても浮かんだものパッとやってみたらいいじゃんという話ではある。そういう勢いが常に足りてない。

WIRED vol.42に『最後の共有地』(宮内悠介)というSF短編が載っていて、これがおもしろかった。 量子暗号通貨「ZTC」(Zero Trust Consensus)によって、採掘された実在の資源がトークン化されゲーム理論的に所有権の配分などが行われるようになった宇宙時代の近未来を舞台に、ZTCの開発者である人物の横顔に焦点を当てた物語。 短編なのでZTCそのものの仕組みや社会の変容についてはそこまで詳細には描かれていないけど、それでも近未来の空気感みたいなものは十分感じられた。 終盤、タイトルでもある「最後のコモンズ(共有地)はどこ?」という問いとその答えが、この時代のぼくたちが抱える問題をそのまま反映させたものになっていて、そこから今まで語られてきたZTCを下敷きとした「資源配分」に繋がる話の構成がうまくて、めちゃくちゃよかった。

© Akihito Ikeda - Last update 03.12.2021 01:11.