Akihito Ikeda

2026年9月2日

posts/2026-09-02diary

ここのところの話2。

鈴木ジェロニモ『もっと真剣になればよかった』を読んだ。出張帰りの機内で読んだ気がする。これは相当によかった。読んでからコンソメパンチが100倍おいしく感じられる。

実家に帰ったとき、母親が夜遅くまで学童のシフト作りをしていた。聞いてみるといろんな条件があってむずかしいらしい。それはナーススケジューリング問題といって実際にむずかしい問題なのよとか言いながら、おもむろにccに今聞いたばかりの制約条件を入力していくと、すぐにそれっぽいシフト作成ツールができた。そこから追加要件や操作体験を細かくヒアリングして、実際にモノを触ってもらいながらフィードバックを反映させていくループを回し、小一時間で満足いくものができあがった。最後にCloudflareにのっけてこれから毎月のシフト作成で楽できるようにした。けっこう感動してたな。数年前に今の形のAIが出てきた。仕事でもプライベートでもそれなりには使ってはいる。でも今回がはじめて本当に手応えのあった瞬間かもしれない。一方で、必要としている人たちが自分で直接AIの力を借りられるような世界になってかないとなあ、とも思う。てかこれまで手でシフト組んでたのすごすぎるぜ。

リトルYが4歳になった。めでたすぎる。おもちゃ屋でプレゼントを選ぶとき、大人の科学マガジンの「卓上ロボット掃除機」をとても欲しがった。要は小さいルンバを自分で組み立てるやつ。早速帰って一緒に組み立てた。かなり複雑な機構だが、スケルトンで内部構造が見えるので、興味津々に観察したり実際に動かしてみては「ここがこうなって動いているんだよ」と教えてくれるのだった。最近はこういう意欲がもりもりで眩しい。

3週連続で金曜日に出社をしていた。一度も台風で欠航にならなくてラッキーだったなあ。用事としてはキックオフとPJ打ち上げとマネジメントまわりの研修とか。六本木駅で降りてオフィスまで歩いてるんだけど暑くてしゃーない。ちゃんと六本木一丁目駅で降りれば楽なんだよな。でも乗り換えとか面倒だから六本木で降りてしまう。オフィスではいろんな人とおしゃべりできて充実した感じはあった。友人のK夫妻とも会った。思いつきで森美術館に行ってみたけど当日券ではもう入れなくて断念。もうちょいちゃんと調べとくべきだった。このとき実はギガマ行けたはずなんだよな。オフィスに行くたびに歩きやすい靴を買う決意をするけど、家に帰り着くたびに脳内から揮発している。

最後の出張の日は帰ってきてそのまま近くのお祭りに行った。今年からはじまった祭りらしい。祭りの初回に立ち会えることってないよなあ。歴史になった。ヤグラの上やまわりで踊った。踊りの音楽があんま聴いたことない感じの絶妙に力抜けてるやつで、お酒も入ってたからか妙に気分がよかった。リトルYもめちゃくちゃ楽しそうに踊ってた。リトルYへの出張土産にゆめかわな多色ペンと小さなRollbahnを買って帰ったんだけど、めちゃ気に入っててお祭りにも持っていって場所を選ばずお絵描きしていた。そういう姿に眩しさを覚えるのだった。

いつかの出張のとき、翌日にK夫妻と会った。中延とかいう聞いたこともない駅で降りて、町の野球専門店でグローブとボールを買って、品川の公園でキャッチボールをした。なかなか不思議な体験でたのしかった。グローブはあれから一度も使われていない。

志布志方面で弟とイカ釣り。自己ベスト更新の1.2kgのアオリイカ。あと800gも。夜の真っ暗な海でこのサイズのイカをあげるとマジでデカくて怖い。弟のタックルを使わせてもらうと自分のものとは全然違う。弟のものが圧倒的にいい。ロッドもリールもハイエンドだからそれはそうなんだが、こんなにフィールが違うとは。いい道具を使う快楽を一番感じられるのが自分の中では釣りかもしれない。釣れなくても道具を使ってるだけで楽しいもんなあ。

釣りといえば、リトルYとはじめての釣りを決行した。6月のかなり暑い日に万全の暑さ対策で臨んだ。子ども用にセッティングしたタックルを用意はしていたが、結局大人用のタックルをリトルYも使った。キス釣りの仕掛けにはある程度の竿の長さが必要で、それなりのグレードのタックルは十分に軽いので子どもにも扱えたのだった。釣果もかなりよくて、リトルYはキスを3匹釣った。かなり喜んでいた。釣り上げた魚をフィッシュグリップで果敢に掴んでいた。直接視認できない海の中にある針に魚がかかったときのあの感触、リールを巻くときに魚が抵抗しているときのあの感覚、かかった魚が水面から顔を出したときのあの感動、こんな小さな魚なこんなに強く竿を動かしていたのかというあの驚き、フィッシュグリップで掴んだときに悶える魚の力強さと恐ろしさ、そういうものを存分に味わえたようだった。次は涼しくなってから。

リトルYがハサミで紙をまっすぐ切れなくてガチ泣きしていた。失敗した、先生はちゃんとできるのに自分はできない、と言っている。相当くやしいのか、あれこれ声をかけてみても泣き止まない。日頃の褒め方のせいなのか、失敗することに対する耐性がちょい低めなのかもしれないなあとかちょっと気がかり。でもしばらくすると、いっぱい失敗してみよっかと自分から言い出していた。そしてまたやる気が出てきて一緒に工作を楽しんだ。

マルヤガーデンズの屋上でやってるスカイランタンのイベントに行った。リトルYもはしゃいで楽しそうにしていた。ランタンはさすがに空に放つことはできなくて、要は凧みたいなもんだったけど、それでもかなり雰囲気あって楽しめた。ランタンは持って帰れたのでリトルYは家でも大切にしていたが、しばらくすると空気が抜けて萎れてしまい悲しそうにしていたのだった。

MTGで誰かが発言する「xxxの帽子を被って」「xxx人格で」という言い回しにずっとひっかかっていた。結局「役割を明示する実務上の機能を超えた自己演出が混じってませんか」ってことかもしれない。別にこの言い回しを使う人を否定してるわけじゃないけど、自分がなんでひっかかっているのかには気づけてよかった。

出社したときの飲み会でイットキーという日本酒をお勧めされたので即ポチして飲んでみた。たしかにおいしい。夜に思いついたタイミングでちょっとずつ飲んでいる。日本酒って一回開けたらどれくらいで飲み切ったほうがいいんだろう。なんとなく最初のころより風味が落ちてる気もするけど、2口目にはどうでもいい気持ちになっている。

リトルYは光るものが大好きなので、光るおもちゃの類をいっぱい持っている。そして蓄光も大好き。そこで「つかめる水」の実験キットを一緒にやってみた。水といろんな粉を混ぜて、ぷよぷよに掴める不思議な水を作るというもので、蓄光粉を混ぜることで暗闇で光る。部屋の電気を消して、あわく光る掴める水を大きなボウルにはった水に浮かべたり、手で持ってみたりするときれいで楽しい。リトルYにめちゃくちゃ刺さって大喜びしていた。そこからこういう系の実験キットを色々買い集めて、土日にやれるようにストックしてある。リトルYも「実験してみよう」が口癖になってきた。

リトルYの工作意欲が高まっていて、あれを作りたいこれを作りたいとよく言っている。実際に作ってもいる。準備ができているかどうかや作れるかどうかなんて気にせず作りたいと言い、実際に作りはじめるところにリスペクトがある。

© Akihito Ikeda - Last update 03.09.2026 00:32.