Akihito Ikeda

2019年07月31日

posts/2019-07-31diary

今の会社に入り、研修を終えて鹿児島オフィスに帰ってきてから1ヶ月が経った。もろもろあった。東京に1ヶ月間いたのが大昔のことのように感じる。

唐突に銀河ヒッチハイクガイドの話をしたくなった。
このシリーズの『宇宙の果てのレストラン』という続編に、「宇宙の果てのレストラン<ミリウェイズ>」というお店が登場する。
客は遥か未来にタイムワープし、宇宙の終末を眺めながら食事をたのしめる。予約は不要。なぜなら、食事を済ませて本来の自分の時間(過去)に戻ったあと、いわばさかのぼってから予約を入れることができるから。
とてもすばらしいレストランだから、代金も目玉が飛び出そうなほど高い。しかし客は本来の自分の時間にたった1ペニー貯金しとくだけでいい。なぜなら、宇宙が終末を迎えるころには複利計算によってその1ペニーが莫大な金額になっていて、それで食事代が払われるからだ。
このレストランの話がずっと好きで、ちょくちょく思い出す。今日も何かの拍子に思い出したからブログに書いた。予約と代金の話が面白いしレストランってのがいい。この話にインスパイアされて漉しだされた何かが自分の中でぼやーとずっと漂ってる。

© Akihito Ikeda - Last update 04.03.2024 00:58.