Akihito Ikeda

2020年10月13日

posts/2020-10-13diary

今日は気分転換のためにオフィスに出社。めっちょいい気分転換になった。思うに、作業する場所を変えること自体もそうだけど、出社やランチなどで外に出るという行為になにか効能があるような気がする。

自宅周辺とオフィス周辺では建物の数も高さも車の数もスピードも人の多さも種類も聴こえる音の数も大きさも漂う匂いもまるで違っていて、ようするに環境が全く異なるからいい気分転換になっているんだろう。

仮に自宅の隣にオフィスがあったとして、たまにそこで仕事しても気分転換の効果は薄いだろうし、オフィスの近くに自宅があったとしてもそうだろうなと、そんなことに今さら気がついてしまった。

てことはこういう気分転換は、VR空間内の疑似体験によって代用できる可能性があって…VRなら外出による感染リスクも減らすことができて…ようするにOculus Quest 2が欲しい。明後日目が覚めたら枕元に置いてあってほしい。ミーティング中になんかピンポン鳴ったと思ったらOculus Quest 2であってほしい。

今日同僚Hと話していてふと『イン・ザ・プール』(奥田英朗)のことが頭に浮かんだ。Hの通っているジムのプールには休憩時間がないという話をきいてこの作品を思い出した。強制的な休憩時間があることでこの作品の主人公は大変なことになったんだよなあ。めちゃくちゃ面白い作品だった。アニメ(空中ブランコ)も面白かった。話がいいのはもちろん電気グルーヴのOP/EDもいいし伊良部一郎のキャラも声もいい。あらためて見返したくなってきた。

ちなみに、プールに通ってるということ以外に『イン・ザ・プール』の主人公と同僚Hの間に共通点はない。つまり作品通して描かれるテーマには現時点では該当しない、念のため。まあまだ通いはじめたばかりとのことだし…。

でもHの話をきいてると、泳ぐってことを久しぶりにやってみたいなという気持ちになった。ストレッチしたり歩いたり走ったりちょっとした筋トレだったりはどこでもできるけど(やらないんだけど)、安全に泳ぐのは場所が限られるもんなあ。久しぶりに泳いでみたらどんな感覚だろう。泳いでたころの記憶や感覚がほとんどない。誰もいない温泉でも泳いだりしないマナーの良い客なので、最後に泳いだのは中学生とか高校生のころだろうな。体を動かすこと自体もだけど温水プールの気持ちよさもあるんだよなあ。めちゃくちゃ泳ぎたくなってきた。「俺はフリーしか泳がない」とか言いたい。将来家を建てることがあったら絶対にプールを作ろう。

© Akihito Ikeda - Last update 04.03.2024 00:58.